強者どもが夢の跡
夏草や強者どもが夢の後
12月8日午後6時
不動産屋さんに鍵を引き渡しました。
江東区森下
近所には、呉服屋さんがあったり
大正から100年続く老舗の深川飯屋さんがあったり、まだまだ昔ながらのお店屋さんが頑張っている下町です。
橋が多く、当に水の都です。
芭蕉庵の近くから暮れなずむ街を初めて見ました。今までその様な余裕はなかったですからね。
萬年橋、4月4日から暫く、社長と一緒に車で早朝通勤していました。最後にこの橋を渡り直ぐに店に着きました。
芭蕉通りに程近い所で営んでいた弁当屋。全ての片付けが終わりました。
近所の神社の木々は、もうすぐ冬支度です。
芭蕉通りの桜が満開だった頃、この店を引き継ぎました。今ではすっかり冬の空です。
つい1週間前は千秋楽前日で、手作り調理で卯の花やきんとんを作っていました。
不思議と今となっては遠い昔に思えます。全ての備品と廃棄物の処理を終え、本当に何もない空間になったためでしょうか…
昨夜で最後の出勤、供に頑張ってくれた副店長に感謝です。
事務所に残るのは、粗大ゴミに出される机と電話があるのみ。このユニフォームとも今日でお別れです。万感の想いを馳せてという事も無く、ただ素直に全てをやり終えスッキリした気持ちです。素晴らしい課題を下さり、無事乗り越える事が出来ました。神様皆様ありがとうございました。