夏至から小暑へ房州鴨川旅日記
紫陽花が咲き誇り、季節はまだ梅雨と思いきや、6月末日に気象庁がまさかの梅雨明け宣言。しかし、戻り梅雨がありそうな様子。
これは、うっかり梅雨明け宣言かもしれない。梅雨明け宣言をしなければ、今は梅雨の中休みということになる、季節の捉え方一つで不思議と気持ちも変わります。
先週末、お世話になったウタカタカフェの最後を迎える事になり、赤い花を持ってご挨拶に伺いました。最後を飾る赤い花を描いた壁画を前に記念撮影。創るときは時間がかかるが、壊す時の早さ、ちょっと寂しさと儚さを感じました。ありがとうございます🙇🏻お世話になりました。夏さん、良太君お疲れ様でした。ここまで続けた気力に敬意を表します。これからもよろしくお願いします。
さて、翌日は房州鴨川へ
暑い日差し、もはや夏日です。草刈機隊と草刈り鎌隊に分かれて午前中畔や田𢌞りの草刈り作業を行いました。
私は、草刈り鎌で畦の際を刈り続けました。
先月はオタマジャクシだったものが小さなカエルになっていて、雑草の影から次々と逃げ出てきました。
ゴメンね隠れ家を刈ってしまって…
そんな気持ちになってしまいました。田んぼの水面に目をやればまだオタマジャクシが泳いでいました。
夏至南風の様な風にそよぐ稲達
すっかり成長し、ミルクユガフな景色に喜びを感じました。草と土の匂いが身体の中を通って行く気持ち良さ、身体も心も喜んでいるのを感じます。
お昼は、ご近所さんのおばちゃんの手料理を頂きました。カレーも漬物も美味かった!
そして、棚田オフィスで三線弾いているうちに眠くなり、大の字になって2時間くらいぐっすり気持ちよく昼寝してしまいました。
そして、夜は蛍を見に行きました。画像でお見せ出来ないのが残念ですが、蛍が体に付いて来てくれて、まるでクリスマスツリーみたいになっていた人もいるくらいでした。
保育園児の頃、みんなでワイワイ大網に行った時の事を思い出しました。夏の夜の気、土の匂い、そよぐ風、懐かしい気持ちになりました。
その後、バーベキューをして下さり、底が碧く輝く満月を愛でながらワイワイ楽しいお食事会となりました。
移住も良し、二拠点居住も良し、都会から通うも良し、様々なライフスタイルの人達が同じ輪の中に居ます。
大好きな物に囲まれたい、手足を使ってものを創り続けたい、都会と里山を繋ぐ存在になりたい、そんな『なつかしや』でありたい。そんな欲張りな自分であっても良いのだと感じる事が出来ました。林良樹さんを始め、ご一緒させて頂いた皆様に感謝感謝です。
また一歩、自分の描いた夢地図に近くなって来ました。