懐屋敏悟の徒然日記

懐かしいに触れたり訪ねたり…温故知新の世界へ

もうすぐ立夏、田植え

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夏も近づく八十八夜🎵

5月2日で八十八夜を過ぎ、子供の日には立夏を迎えます。土用の後半は、すっかり夏の陽気に近づいて来ました。

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新緑の香りを運ぶ風のなかで頂くカレーは、本当にうまい。


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田んぼの天辺の山で三線の練習をしていたら、床の隙間から雨蛙がのそのそと歩いて床の隙間に構え、じっと見守られていました。鶯の合の手も心地良く、本当に気持ちよかったです。

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眼下に拡がる景色は、まるで小浜島の大嶽から稲粟の大豊作を讃える八重山民謡小浜節の一節の様な素敵な景色です。

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国際色豊かな約100名で田植え、私もその1人ですが、あまりにも気持ち良く心も身体も洗われる心地良さでした。田植えに夢中になっていて、その模様を撮るのを忘れてしまいました。田植え風景は、林良樹さんの画像を拝借しました。

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綺麗な牡丹。何故かぼた餅食べたくなってしまいました…

帰りがけに無印みんなみの里でぼた餅は無かったけど、棚田を見ながらわらび餅パフェを頂きました。

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そして、大山千枚田に立寄り深呼吸

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帰りは珍しく渋滞なしのアクアラインから綺麗な夕陽を眺めて帰りました。

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3月の水星逆行の時の帰り道は異常な大渋滞で、今迄の渋滞時の3時間行程を優に超え、5時間という最長記録でした。今日は非常に順調で、海ほたるに寄っても2時間で帰ることが出来ました。



手を使って、身体を使って、肌で感じて、最高です。小さくて良し、パラレルに自分の生業を建て、大好きな手作業に夢中になる人生を踏み出します。

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立夏に向けての土用

立夏

今年は5月5日です。新緑、そして田植えの時期ですね。

草木が芽吹く淡い緑にそよ風が通ります。

田んぼに水が入れば蛙の大合唱が始まります。

夏の気配が徐々に増して来る時の始まりです。

今は、立夏に向けての土用です。土用は、次の季節への橋渡しの時期。気温も不安定になりがちで、急な変化に風邪をひく事もあるようです。

夏に向けて変化して行く立夏に入る前に、身体を綺麗にする食べ物

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山菜のこごみ、キノコの煮物


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こごみの胡麻和え


山菜尽くし、苦味で身体のだるさを飛ばし、立夏に向けて備えます。

おそらの上からこんにちは

今週、お出掛けの帰り道

何故かスカイツリーに行ってみたくなった。

遅蒔きながら、人生初のスカイツリー展望台だった。

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昨年の今頃は、地上からスカイツリーを拝みながら、独り暮らしの爺ちゃん婆ちゃんにお弁当を配っていたね。人生初の三輪バイクを運転しながら、全くわからない道を誰からも教わる事なくお届けしてたなぁ。

眼下に見下ろす江東区

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去年は、今はもう逝っちゃった爺に怒られた場所、豊洲からマダムの住む団地は南砂、大正生まれの婆ちゃんや戦地から帰って来た兵隊さんの爺ちゃんが住む千田…

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あんなことこんなこと、亀戸・大島・南砂・東陽・塩浜・枝川・豊洲・木場・深川・白河・扇橋・平野・常盤・新大橋・住吉、それぞれの場所に目をやると、お客様だった爺ちゃん婆ちゃんの顔が目に浮かぶなぁ…

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『元気ですか?身体壊していないかね?達者でね‼︎…』

ヤバイ、展望台でぶつぶつ独り言言っちゃった。

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天界にいる神様やご先祖様って、きっとこんな感じで見て下さっているのだろうなぁ…


もう、去年の仕事には戻らないけど…

爺ちゃん婆ちゃん達者でね…

私は、次のお役目のため一歩踏み出します。

まだ道は決まっていませんが、そろそろ一歩踏み出して行く予感。

今日は、お別れのご挨拶に来たかったんだね私。



新年明けましておめでとうございます。

大晦日

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お袋から、

また面倒くさい事するんでしょ?という声がかかりました。ヨモギ入り手打ち沖縄そばでおふくろと我々の三人、年越しそばを打ちスープも作り食べました。なんだかんだで定番行事になりつつあります。


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今年のお正月は、ロマンスカー重でおせち料理をいただきます。紅白蒲鉾、数の子、いくら醤油漬け、伊達巻、昆布巻き、夫婦昆布、タヅクリ、蓮根とクワイの煮物と人参の梅桜姿煮、紅芋キントンです。

家族で御墓参りをして、5人がひとりひとつのロマンスカー重を頂きながら新年を祝います。


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改めまして、新年明けましておめでとうございます。神様に献饌した御神酒をお下がりに頂いております。

今年もよろしくお願いします。

年神様をお迎えする仕度

昨日無事にお正月のお仕度が一段落しました。

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先週の週末に千葉鴨川で注連縄作りにお邪魔し、ご長老の御指導のもと注連縄を作りました。


90歳になったご長老の手は力強くしなやかで、本当に魔法の手です。

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時には無邪気な子供の様に、時には力強い親父の顔で、そして知恵の宝庫であり百の姓を引出しにもつ厚み、僕もこんな歳を重ねて活きたい。

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来年は、この様なご長老のいらっしゃる場所でお米を愉しみながら創りたい、生きる知恵を学びたい、モノを創るヒントを得たい。

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干し芋、美味かった。懐かしい。


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帰りがけに地元の酒蔵に寄りました。甘酒と日本酒が美味かった。


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これで我が家にも年神様が来ますね。


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相方の作品は、実家に飾りました。


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今年の神棚は、去年より更に賑々しくなりました。

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大好きな八重山の景色やロマンスカーをカレンダーで眺めながら新たな年を迎えます。


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鴨川のご長老の田んぼで取れた長狭米がお酒になりました。


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先ずはお気に入りの指定席で、新年からの新たな旅立ちを祝い、頂きます。そして、家族で呑みます。あとはお料理が揃えば宴の始まりです。

皆さま、良い年をお迎え下さいませ‼︎



強者どもが夢の跡

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夏草や強者どもが夢の後


12月8日午後6時

不動産屋さんに鍵を引き渡しました。


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江東区森下

近所には、呉服屋さんがあったり


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大正から100年続く老舗の深川飯屋さんがあったり、まだまだ昔ながらのお店屋さんが頑張っている下町です。


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橋が多く、当に水の都です。

芭蕉庵の近くから暮れなずむ街を初めて見ました。今までその様な余裕はなかったですからね。


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萬年橋、4月4日から暫く、社長と一緒に車で早朝通勤していました。最後にこの橋を渡り直ぐに店に着きました。


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芭蕉通りに程近い所で営んでいた弁当屋。全ての片付けが終わりました。


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近所の神社の木々は、もうすぐ冬支度です。


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芭蕉通りの桜が満開だった頃、この店を引き継ぎました。今ではすっかり冬の空です。


つい1週間前は千秋楽前日で、手作り調理で卯の花やきんとんを作っていました。

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不思議と今となっては遠い昔に思えます。全ての備品と廃棄物の処理を終え、本当に何もない空間になったためでしょうか…

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昨夜で最後の出勤、供に頑張ってくれた副店長に感謝です。


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事務所に残るのは、粗大ゴミに出される机と電話があるのみ。このユニフォームとも今日でお別れです。万感の想いを馳せてという事も無く、ただ素直に全てをやり終えスッキリした気持ちです。素晴らしい課題を下さり、無事乗り越える事が出来ました。神様皆様ありがとうございました。






千秋楽

11月30日木曜日

今日が千秋楽、今日を最後にこの道から引退です。明日からは、暫し片付け作業に入り幕引きとなります。

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食材の発注は、単位も多く明らかに大量のデッドストックになるものは避けました。副店長がしっかり考えて守備に就いてくれました。本当に感謝です。その為、どうしてもお菜を自分で作る事が必要になります。二週間前の最終発注時に織り込み済でしたから、自分の考えで自分の手で手作り料理をしました。

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海鮮卯の花

あさり、イカ、エビ、タコ等に

人参、刻みさつま揚げ、牛蒡等を入れて約40人前作りました。


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さつまいものきんとん風林檎のせ(黄色い四角の皿に入っているお菜)

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近所のスーパーで買ったさつまいもを綺麗に洗い、

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アルミ箔で包み、90分くらい蒸し器で蒸し

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さつまいもの皮を剥き、時間の都合で裏ごし迄は出来ませんでしたがしっかり潰して甘味を少々加えました。本当は、もっと練り上げる方がイモクサさが抜けるのですが、午後の配達時間もありますのでご容赦を…

りんごダイスをのせて約40人前出来上がりです。

寒さが増すこれからの季節、急な冷え込みにお正月の様な凛とした空気を感じる日々、お客様お一人お一人が冬至を飛び越えて少しでも新年を明るく迎えて頂けたら嬉しいです。

お客様からは頂きものばかりで、そのお気持ちが嬉しいです。

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好きなもの一本持って行って〜

頂きま〜す


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社長は太るからお茶よ

はい、どうぞ

ありがとうございます🙇🏻


皆さまありがとうございました🙇🏻


さて、今日の配食の結びの一番は、おまけ。お菓子をお配りしました。最後までお話しに華が咲きます。お一人お一人いつまでもお元気でお過ごし下さい。

片付けも含め全てを終えた時、本当にやり切ったということになるのでしょう。その時、私は何を感じるのでしょうか。また、何を得るのでしょうか。楽しみです。